7年前、夫の浮気が発覚しました。
一度は再構築を選び、「家族を守るために信じよう」と必死でした。
でも、それから何年も、夫は変わることはありませんでした。
これは、夫の裏切りに揺れる日々の中で、私がどのように気持ちと向き合い、何を感じ、何を後悔したのかを綴った記録です。
浮気が発覚したあの日から、私の心は壊れ始めていた
本当に賢い人であれば、浮気がバレた時点で全てをやめていたかもしれません。
でも夫はそうではありませんでした。
私がどれだけ痩せ細り、心をすり減らしていっても、その異変にすら気づかないほど、家族への関心は薄かったのです。
信じたいのに、信じられないーー終わらない葛藤
「もう信頼できない」
そう思いながらも、家族としてやっていくには信じなければならないという気持ちがありました。
だから私は、何度も夫に気持ちを伝えようとしました。
「あなたの信用はゼロじゃない。マイナスなの。そこからの挽回は簡単じゃない」
「わかってるよ」
でも実際には、何も変わりませんでした。
言葉だけで行動が伴わない夫に、私はますます心を閉ざしていきました。
それでも浮気は終わっていなかった
数年後、夫がLINEで別の女性とやり取りしているのを見つけました。
その内容は、遊びのような軽いノリでしたが、私は確信しました。
この人は、また繰り返す。
しかも、その女性が“今も続いている女”だったかもしれないと思うと、ゾッとします。
「会ったこともないし、どこに住んでるかも知らない」
「……(また嘘)」
私が「ブロックして」とお願いしても、夫はうなずくだけ。
その場をしのげばいいと思っている態度に、また絶望しました。
妻の変化より、自分の稼ぎの使い道が気になる男
さらに夫は、私がこっそり貯めたへそくりで脱毛に行っていたことを責めてきました。
「俺の稼ぎで脱毛行ってたの、知ってる。ショックだった」
え?ショックなのはそこ?
不倫・浮気して裏垢女子にリプ送りまくってる人が、妻の脱毛にショックって……正直、怒りと呆れでいっぱいでした。
信じたかった。けど、もう信じなくていい。
「家族を守るために、夫を信じたい」
そんな気持ちは、時間とともに壊れていきました。
もう、信じる必要なんてない。
私はこれ以上、心を壊されるわけにはいかないのです。