💔裏切りの記録

付き合って半年で知った夫の裏切り|元カノとの二股と始まりからの違和感

結婚して17年。けれど、私たち夫婦の関係には、最初からどこかに「違和感」がありました。出会った頃は普通のカップルだったはずなのに、気づけば不信感と距離感だけが残っていました。
この記事では、交際初期に感じた小さな不安や、元カノとの曖昧な関係、そして夫の自己中心的な言動について振り返ります。

最初は普通のカップルだったはずなのに

デートと同じくらい自然だった関係

私たちは21年前に出会いました。交際が始まった頃は、どこにでもいる恋人同士だったと思います。会うたびにデートして、お互いの家で自然に過ごすことも多く、特別なことではありませんでした。
私は一人暮らし、彼は実家暮らし。それでも、彼の部屋で過ごすことにも抵抗はありませんでした。部屋のベッドの枕元の引き出しにはコンドームが入っていて、使っていた形跡がありました。「元カノと使ってたやつか……」と少しがっかりしながらも、「避妊はしてたんだな」と妙に納得したのを覚えています。

交際開始直後に見えた、元カノの影

まだ繋がっていた二人

私がもっともショックを受けたのは、交際して半年ほど経った頃。
夫(当時は彼氏)の携帯に、元カノとのメールのやり取りを見つけてしまいました。そこには「癒してほしいな~」という彼から元カノへのメッセージ。
私と交際しているのに、元カノにそんなことを言っていたことに、背筋が凍るような気持ちになりました。

しかも、その元カノとの関係は、きちんと終わっていなかった様子。連絡を取り合っていたことはもちろん、よく彼の携帯に彼女の名前で着信が入っていたのを思い出し、点と点がつながってしまいました。

私は信じたかった。けれど嘘が重なった

都合のいいときだけ「恋人」だった私

彼は、元カノとの関係について「疲れるだけの関係だった」「もう終わった」と話していました。
それを信じていたからこそ、メールを見たときの衝撃は大きかったです。
とはいえ、そのうち連絡も減っていったように思えたので、私は目をつむってしまいました。
今思えば、あのとき自分の直感を信じていたら、違う未来もあったのかもしれません。

自分には甘く、私には厳しい彼のルール

自分の連絡はOK、私の連絡はNG

もうひとつ印象に残っているのは、彼からの一方的な制限でした。
私の方に男友達からメールが来ていたとき、彼は

彼氏(夫)

「俺以外の男と連絡取るのやめて」


と、当然のように言ってきたのです。

その言葉に従い、私は大学時代の友人以外の男友達の連絡先を削除しました。
でも、今思えばおかしな話です。彼は元カノと連絡を取り続けていたのに、私にはそれを許さなかった。
都合のいいダブルスタンダード。
この頃から、少しずつ彼への信頼は揺らぎ始めていました。

最初の違和感が、後の裏切りの布石だった

小さな疑念が積み重なって

付き合い始めた頃の、ほんの小さな「引っかかり」。
当時は「恋人なんだから」「信じたいから」と見ないふりをしていたこと。
でも、今になって思えば、それがすべての始まりだったのかもしれません。

夫の「自分中心な考え方」「嘘をつく癖」「人の信頼を平気で踏みにじるところ」
そういった要素は、この交際初期の出来事にもすでに滲み出ていました。
私は何度も見て見ぬふりをして、自分の直感を無視してきた。
その選択が、後にどれだけ大きな痛みになるかも知らずに──。

まとめ

交際当初に感じた違和感や小さな裏切りは、後の大きな裏切りの前兆だったのかもしれません。
元カノとの二股のような曖昧な関係、自分には甘く他人には厳しい態度。
すべての始まりはここにあった。
もし、あのとき自分の気持ちにもっと正直に向き合えていたら、と思う瞬間があります。

それでも、あの頃の私は精一杯でした。
同じように悩む誰かの心に届けばいい、そんな想いでこの記録を残しています。

実はこの後、彼の独身時代の過去を知って、さらに衝撃を受けることになります。その話はまた別の記事で綴ります。