💔裏切りの記録

女性相談で知った夫のモラハラとフキハラ。無料法律相談で見えた道

夫の浮気に気づいたのは、実は7年前。しかし、当時の私は「浮気された妻」である以前に、日々のモラハラや精神的な圧力にすら気づいていませんでした。今回、再び夫の裏切りを疑う中で出会った「女性相談」という窓口。行政が提供している支援が、私に新たな一歩を踏み出す勇気をくれました。この記事では、女性相談の体験と、無料の法律相談を通じて感じた気づきと行動の変化をお伝えします。

女性相談で気づいた、夫のフキハラとモラハラの本質

※前回の記事:「浮気前から始まっていた違和感。夫のモラハラと再構築で私が後悔したこと」も併せてご覧ください。

夫のフキハラ(不倫ハラスメント)にはなんとなく気づいていましたが、それだけでなくモラハラ(モラルハラスメント)でもあったということに、私はしばらく気づくことができませんでした。

モラハラに気づいたきっかけは「女性相談」

なぜ今回、それに気づけたのかというと、市の女性相談を受けたことがきっかけでした。

実は7年前に浮気が発覚したとき、私は実家に帰りたいけど帰れず、

わたし

「死にたいけど、子どもを置いては死ねない」

そんなことばかりを考えていました。
誰にも相談できず、たった一人で抱え込んでいたのです

実母にだけは話しましたが、「やっぱりね」と言われたのが忘れられません。
夫の朝帰りが多くなっていた頃、母にも「浮気してるんじゃないの?」と聞かれたことがありました。
私は、「それはないよ」と自分に言い聞かせるように否定していたけれど、母の直感は当たっていました。

また、当時とてもお世話になった先輩ママさんにも話を聞いてもらっていましたが、行政に相談するという選択肢は頭にありませんでした。
「そんな場所があることすら知らなかった」のです。

フキハラ・モラハラの具体例

当時の夫は、こんな言動を繰り返していました:

  • 話しかけても無視、もしくは舌打ちで返される
  • 家事や育児について「専業主婦なんだからもっとちゃんとして」と責める
  • 外での交友関係を一部制限される(実家への帰省など、お金がかかる事に関して)

こうした言動が、じわじわと私の自己肯定感を奪っていったのです。
でも、日常の中で少しずつ蓄積されるモラハラには、自分ではなかなか気づけないものです。

今回は動けた――「やっぱり浮気してたか」と思えたから

前回よりダメージが小さかったからこそ、今回は行動できました。
なぜなら、私は心のどこかで

わたし

「夫はまた裏切るかもしれない」

と考えていたからです。
半分信じて、半分疑う――それが、私の防衛本能だったのかもしれません。

そして、「やっぱり浮気していたか」と思った瞬間、私は調べ始めました。
慰謝料を請求するには証拠が必要。
そのことは、7年前の時点でも調べて知っていました。

行政の相談窓口と無料法律相談の存在を知る

たまたま市の広報を見て、「女性相談」と「女性法律相談」があることを知りました。
今までも目にしていたかもしれませんが、自分には関係ないと無意識に思ってスルーしていたのです。

勇気を出して電話してみたところ、事情を丁寧に聞いてくれ、無料の女性向け法律相談があることも教えてもらいました。
そして予約を取り、実際に30分間の無料相談を受けることができました。

担当は女性の弁護士さんで、証拠が不十分な現段階では慰謝料請求は難しいものの、今後どう動けばいいかの道筋が見えた気がしました。

もう一度あの「恐怖」を味わうのかという葛藤

ただ、やはり証拠を集めるには再びスマホを見る必要があるかもしれない。
7年前に感じた、あの血の気が引くような感覚――
全身が震え、吐き気と涙が止まらなかった感覚――

また同じことを経験するのかと思うと、本当に怖かったです。

それでも、慰謝料請求には証拠が必要。
このままでは終われないと思い、私は他の弁護士さんにも相談してみようと考え始めました。

弁護士相談は「最初の一歩」が最大のハードル

以前は「弁護士相談なんて敷居が高すぎる」と思っていましたが、
行政を通じて一度相談できたことで、「また相談したい」と思えるようになったのです。

実際、弁護士事務所によっては30分の無料相談を提供しているところもあります。
離婚問題や不倫問題に強い弁護士さんもいるので、信頼できそうな先生に相談するのも1つの方法です。

まずは行政の無料相談を利用してみて

同じような状況にある方に、私はまず「市町村や都道府県の無料法律相談」を利用することをおすすめしたいです。
多くは年度内に1回などの制限がありますが、しっかりしたアドバイスがもらえます。

また、別記事で書こうと思っていますが、「法テラス」という制度もあります。
経済的な事情で弁護士費用を払えない場合でも、支援してくれる制度です。

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