転勤族の夫と結婚し、私はこれまで5回もの引っ越しを経験してきました。
慣れない土地で子どもを育てながら、家庭を守ってきた私に突きつけられたのは、夫の裏切り。
このブログでは、私がどのようにしてその現実に向き合い、子どもと共に少しずつ前を向こうと決めたのか、その記録を残しています。
転勤先で始まっていた、夫の裏切り
夫が単身で赴任した転勤先で、浮気をしていたことがわかりました。
私と子どもは後から合流する予定で、最初は離れて暮らしていたため、私の知らないところで関係が始まっていたようです。
さらに、持ち物の中からアダルトDVDが大量に見つかったり、デリケートな行動が明るみに出たりと、信頼を大きく損なう出来事が続きました。
問い詰めたとき、夫は「もう終わったことだから」と話を打ち切ろうとしました。
ですが、裏切られた側にとっては、そんな簡単に済むことではありません。
浮気を許した私が感じた後悔
浮気が発覚したとき、私は一度離婚を考えました。
しかし、夫から「別れたくない」とすがられ、
「二度と浮気はしない」と約束されたことで、踏みとどまりました。
けれど、その選択を今では後悔しています。
約束を守ることなく、夫は再び裏切るような行動を繰り返していたのです。
赴任先の女性とは離れることができたけれど
その後、夫の転勤が決まり、その女性と物理的に離れることができたのは救いでした。
引っ越しをきっかけに、私自身も少しずつ精神的な落ち着きを取り戻し始めました。
ただし、子どもはまた新しい園や学校への転校を余儀なくされ、大きな負担をかけてしまったことは、今でも胸が痛みます。
幸い、当時は人見知りもしなかったので、新しい環境にもなじんでくれたことに救われました。
それでも続く疑いと不安
夫の様子は変わらず、心から反省している様子は見えませんでした。
家事や育児への協力もなく、浮気のことも曖昧なまま。
私は「また繰り返すのではないか」という疑念を持ちながら日々を過ごしていました。
ある日、夫のスマホに「生で関係を持った」といった内容のLINEが残っていたのを見てしまい、やはりまだ裏では何か続いているのだと確信するようになりました。
私の中で変わった気持ち
夫を信用したいと思ったこともありましたが、それは幻想でした。
謝罪もなく、誠意も感じられないまま時間だけが過ぎていきました。
一時期は「次に浮気されたら自分の命を絶ってしまうかもしれない」と思いつめたこともあります。
けれど今は、「こんな人のために自分の人生を犠牲にするのは絶対に違う」と強く思っています。
経済的DVと、私の逆襲への準備
私は専業主婦で、経済的な主導権も夫に握られていきました。
このままでは抜け出せないと感じる日々が続きました。
しかし今、私は少しずつ行動を始めています。
情報を集め、相談機関に繋がり、証拠を残しながら、
子どもと私の未来を守るために準備を進めています。
最後に
このブログは、同じような境遇の方にとって、
「ひとりじゃない」と思える場所でありたいと思っています。
心の傷はすぐには癒えません。
でも、あの頃より少しでも笑える時間が増えた今の私は、
確かに前を向いています。
どうか、あなたもご自身を大切にしてください。
一緒に、一歩ずつ進んでいきましょう。