義実家の習慣・常識

義実家に帰省すると夫が別人になる理由|普段と真逆の態度に感じる違和感とは

夫は、家ではほとんど私や子どもと目を合わせようとしません。
会話も最小限、笑顔もほとんどなく、特に近年は家庭内でのコミュニケーションが極端に少なくなっていました。

ところが、義実家に帰省するとその態度が一変。
普段とはまるで別人のように笑顔を見せ、子どもに優しく話しかけ、私にまで穏やかに接してくるのです。

「どうして家ではこうじゃないの?」と戸惑うばかりですが、その裏には義実家という環境、そして家族構成が大きく関係しているように感じています。

この記事では、義実家での夫の態度の変化と、その家族関係が夫の人格に与えてきた影響について、私自身の体験をもとにお話ししていきます。

義実家の家族構成とその特徴

家族との関係性から見える“話が通じにくい”空気感

義父:会話が成立しない孤立型の人物像

義父は70代。昔から正社員として安定した職に就くことなく、定年後は完全に無職で過ごしています。
家庭内では家事も育児もせず、自分中心の考え方が強く、会話が噛み合わないことが非常に多いのです。

「空気を読まずに話を進める」「何度説明しても理解してもらえない」――そのようなやりとりに、家族全体が諦めているように感じます。

義母:家庭を支えるけれど、一般常識に欠ける一面も

60代の義母はパートを2つ掛け持ちして家計を支える、働き者の女性です。
家事も育児も一手に引き受けており、夫(義父)を支えながら家庭を回してきた、まさに「良心」とも言える存在。

ただし、社会常識やマナーに関する認識が乏しく、驚かされる場面も少なくありません。
箸の使い方や漢字の読み書きなど、日常的な知識が抜けていることも多く、コミュニケーションにズレを感じることもあります。

義妹:支援を受けながら実家で暮らす大人の子ども

義妹はアラフォーで独身。精神的な障がいや知的な困難を抱えており、現在も実家での生活を続けています。
家族とともに生活する中で、さまざまな支援を受けながら日常を送っているようです。

子どもと接する場面では視線を外さずじっと見つめ続けたり、読み書きに困難を感じている様子が見受けられることもありました。

義実家でだけ“理想の長男”になる夫

家庭内と外でまったく違う表情を見せる理由とは?

家庭では目も合わせない夫が、義実家では笑顔をふりまく

普段はまったくと言っていいほど目を合わせてこない夫。
家での会話は冷たく、私や子どもに対してイライラする様子がたびたび見受けられ、怒る、イライラするという感情以外を見せることはほとんどありません。

ところが、義実家ではまるで人が変わったかのように、終始笑顔で会話をし、子どもや私にも積極的に話しかけてくるのです。

義母の前では「頼れる長男」を演じる夫

義母にとって、夫は「一番頼りになる息子」。
義父も義妹も頼りにならないぶん、何かあると夫に相談し、助けを求めることが多いようです。

過去には義父の入院時、医師の説明を理解できないと感じた義母が、遠方に住んでいた夫を呼び寄せ、「一緒に話を聞いてほしい」と頼ったこともありました。

家では冷淡な態度、その理由は…?

義実家では愛想よく振る舞う夫ですが、家に戻るとまた無表情に戻る。
私や子どもを見ようともせず、話しかけても返答が曖昧。目をそらすのは「バレたらまずいこと」があるからでは?と思うようになりました。

実際、現在進行形で複数の女性との浮気が続いているということもあるため、「見られるとボロが出る」と本人も思っているのかもしれません。

義実家という環境が“今の夫”を育てた?

夫の言動に、以前から違和感を覚えていました。

「なぜこんなにも会話が通じないのだろう?」
「なぜ、嘘をついてまで自分を守ろうとするのか?」

しかし、義実家での生活や家族関係を間近で見るようになって、
「この環境で育ってきたなら、こうなるのも無理はないかもしれない」と思うようになったのです。

記事まとめ

外面だけ良い夫に感じる違和感と、向き合い方を考える

家では冷たく、義実家では愛想を振りまく――。
そんな夫の二面性に、私は長い間モヤモヤを抱えてきました。

けれど、その背景にある家庭環境や育ちを知ることで、少しずつ理由が見えてきたように思います。
とはいえ、子どもと私の生活を守るために、冷静な視点で夫と向き合っていく必要があると、改めて感じました。