夫が何年にもわたり浮気を繰り返していたことが発覚しました。最初は信じたかった。もうしないと、反省してくれると。だけど現実は、私と子どもを裏切る行為が常習化し、ついには性依存を疑うほどに。この記事では、夫の裏切りと依存の兆候、そして私がどのように真実に向き合ってきたかを記録しています。家族という枠組みの中で、信頼がどう崩れていくのか。体験を通して、多くの人に伝えたいと思っています。
夫の浮気は「一度きり」ではなかった
信じたいという気持ちが裏切られ続けた7年間
かつての私は、夫の裏切りに対して「もうしない」と信じたかった。7年前の最初の浮気が発覚したとき、私は再構築を選びました。怒りもあったし、不安もあったけれど、夫は反省しているように見えたからです。
でも実際には、浮気は終わっていなかったのです。複数の女性との関係、そしてデリヘルや副業を通じた性的行為。夫の行動は私の信頼を徹底的に踏みにじっていました。
専門家が指摘した「性依存症の疑い」
私だけではなく、第三者も危惧していた夫の状態
児童精神科の主治医に相談したとき、「ご主人、性依存症の可能性があります」と言われました。先生は児童だけでなく、大人のカウンセリングも行っている方でした。
他の相談機関でも「おそらく性依存でしょうね」と指摘されたこともあります。本人が一番気づいていない――これは依存症の典型です。理性よりも欲望が勝り、自分の行動の結果がどうなるかを考えることができなくなっているのです。
浮気は常習化し、副業でさらなる問題も
デリヘル、ラブホ、そしていかがわしい副業まで
夫の裏切りはエスカレートしました。C子やアラ還の女性と会い、ラブホテルの利用や、出張と偽って会社近くのビジネスホテルに宿泊。しかも就業時間中に会っていたこともありました。
さらに問題なのは、夫が副業として行っている「いかがわしい仕事」。そのサイトには夫の顔写真(ぼかしあり)まで掲載されています。私が見ても、子どもが見ても、明らかに夫だと分かる写真です。
会社は副業禁止…告発すれば即アウト?
夫の会社での立場と、隠されたもう一つの顔
夫は大学卒業後からずっと同じ企業に勤め、5回の転勤も断らずにこなしてきました。会社にとっては「便利な社員」なのかもしれません。
でも、その裏で不貞行為を繰り返し、副業禁止の会社にも関わらず、倫理的に問題のある副業を行っている。これがバレたら、会社の名誉を傷つけるとして即解雇の可能性があります。
私は今のところ告発していません。なぜなら、慰謝料・養育費・婚姻費用を請求するためには、夫が職を失わないほうが得策だからです。でも、他のルートからバレる可能性はゼロではありません。
私はもう、夫を信じない
「信じたかった私」からの卒業
私がずっと願っていたのは、もう一度だけでも「信じられる夫」になること。でも現実は違いました。夫は反省するどころか、隙あらば浮気をし、家庭や仕事への責任を放棄し続けたのです。
「この人、仕事できないんじゃないの?」と疑ったこともあります。でもそれ以上に、家族に対しての誠実さが決定的に欠けていました。
私自身の気持ちと、これからの人生を見つめ直す中での決意
現在、私は夫との関係において、これからの人生をどう歩むべきか真剣に考えている段階にあります。
夫の不貞行為や日々の言動の中で感じるモラルハラスメントにより、信頼や安心といった夫婦としての基盤が大きく揺らいでいることは確かです。
日々の暮らしの中で感じる孤独や苦しさ、そして子どもへの影響を考えたとき、私の中で「今のままではいけない」という思いが強くなっていきました。
今はまだ答えが出せていない部分もありますが、「夫婦としての在り方を一から考え直す必要がある」と強く感じています。
これまで我慢や無理を重ねてきた中で、自分自身の心の声に耳を傾けること、そして子どもと私の心の平穏を守るために何ができるのかを模索しているところです。
夫は現時点で「問題はない」と感じているかもしれません。
ですが、私にとっては、もうこれまでのようには戻れないという確かな思いがあり、それが今、離婚という選択肢を視野に入れる理由のひとつとなっています。