私と子どものこと

【小児メンタル外来は争奪戦】児童精神科の初診予約に成功!予約から受診までの長い道のり

子どもの心の不調に向き合う中で、ようやく信頼できる大学病院の児童精神科に出会えた私たち。
しかし、別居により通院が難しくなり、次の病院探しが始まりました。
この記事では、初診予約の大変さ、予約の確保に至るまでの体験、そして診察前の薬の処方について詳しくお話しします。お子さんの心のケアに悩む親御さんの参考になれば幸いです。

信頼していた医師との別れ。そして始まった次の病院探し

子どもの心のケアと、新生活のスタート

子どもが不登校や体調不良を抱える中、ようやく予約が取れた大学病院の児童精神科。初診までに2ヶ月待ちましたが、そこで出会えた先生はとても信頼でき、通院を重ねる中で親子ともに心が少しずつ落ち着いていくのを感じていました。

👉詳しくは、こちらの記事で書いています:【初診は2時間】大学病院の児童精神科を受診して分かった「適応障害」と今後の治療方針

しかし、家庭の状況が大きく変わり、私たちは夫の元を離れる決断をしました。不貞という重大な裏切りから逃れ、子どもと私自身の心の健康を守るため、住まいを変え、新たな環境で暮らす準備を進めることに。
その結果、信頼していた大学病院へはもう通えなくなってしまいました。

引っ越し先でも、子どもの心のケアを継続していくことは絶対条件。そこで、紹介状を書いてもらい、新しい地域で児童精神科を探し始めました。

引っ越し先での新たな病院探しと、予約の“争奪戦”

新しい土地で、児童精神科のある大きな病院を見つけ、公式サイトをチェックしてみたところ、衝撃の事実が発覚しました。

なんと、3ヶ月先までの初診予約が満了していたのです。そして、次回の予約は「2ヶ月後からWeb予約スタート」とのこと。
予約はすべてオンラインでの先着制。まさに“争奪戦”だと覚悟を決め、2ヶ月後の予約開始日を待つことになりました。

その間、子どもの心の安定を保つためにも、家での過ごし方に気を配り、私自身も心の余裕をなんとか持ち続けるよう努力しました。
信頼できる医師と離れる寂しさ、不安、そして新しい土地での診療の見通しが立たない状況。心配は尽きませんでした。

開始2分で勝負が決まる?予約獲得の裏側と処方対応のありがたさ

必死のリロード合戦!予約成功までのリアル

迎えた2ヶ月後の予約開始日。
その日は朝からPCの前でスタンバイ。予約開始時間が近づくにつれ、緊張で手が震えました。何度もページをリロードし、必要事項を素早く入力。
――開始2分で、無事に予約確定!

安堵の気持ちに包まれつつ、1時間後に再度サイトを見て驚きました。5ヶ月先までの予約がすべて埋まっていたのです。まさに数分の勝負。あの瞬間に集中していなければ、予約は取れていなかったかもしれません。

ですが、予約が取れたとはいえ、実際の診察日は4ヶ月後。その月に予約して、初診は4ヶ月後という現実に、児童精神科の受診の難しさを改めて痛感しました。
それでも、予約が取れただけで希望が持てました。。

初診前の薬処方に感謝。診察前にお薬だけ受け取りに

予約して十日後頃に、看護師さんから予約日時確定と説明のお電話があり、
「心配なことはありますか?」との質問に、現在服用中のメラトベルが今月で切れてしまうことを相談。
すると、医師に確認のうえ、初診前にお薬だけ処方していただけることに!
子どもは再び眠れなくなるのをとても不安がっていたため、これは本当にありがたい対応でした。
電車とバスを乗り継ぎ1時間半かけて通院する必要はありますが、それでも十分すぎる救いです。

記事の結び

初診予約が取れたとはいえ、実際の受診は数ヶ月後。
それまでの間も、子どもの心と体調を支える必要があります。
小さな一歩でも、確実に進めていけるよう、これからも記録を残していきます。

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