📚自分を守る知識

浮気を繰り返す夫と経済的DV。私がこっそり続けた自衛とお金の守り方

夫の度重なる裏切り。子どもにまで知られてしまったその現実に、私は大きなショックを受けました。悔しさ、怒り、悲しみの中で、それでも私は「自分と子どもを守る方法」を模索し続けました。この体験を通じて見えてきたのは、経済的な自立の大切さと、情報を整理し冷静に対処する力でした。今回は、私が少しずつ準備してきた「自分を守るための知識と工夫」についてお話しします。

夫の裏切りと向き合う日々

信じないことが防御になる

7年前の浮気発覚以来、私は夫を「信じない」と決めていました。心のどこかで「また同じことを繰り返すだろう」と思っていたからです。信頼を寄せることで深く傷つくのなら、最初から心を守る準備をしておく方がましだと考えるようになりました。

子どもが気づいていたという現実

そんなある日、子どもから突然言われたのです。
「パパ、浮気してるよ」
その言葉を聞いたとき、体が震えました。私はこれまで、子どもには夫の浮気のことを絶対に知られないように努めてきました。家庭の中で父親への信頼が揺らがないように、ずっと隠し通してきたのに、夫の軽率な行動がすべてを壊しました。

気づかなかった“経済的支配”

夫の提案に従うだけだった日々

夫はいつも「うちはお金がないから」「少しでも家計を助けて」と言って、私にパートを勧めてきました。そして、ようやく見つけたパートの収入の大半を「封筒に入れて貯めておいて」と指示してきました。私はその指示に従い、毎月きっちりと記録し続けました。

話し合えない関係に潜む支配

今思えば、お金の話すらまともにできない状況そのものが、経済的DVの一環でした。夫は、自分のルールだけを押しつけ、私の意思を無視する形で家庭内のお金を管理していたのです。私も気づかぬうちに、それに従うよう“しつけられて”いたのかもしれません。

自分を守るために始めた小さな積み立て

給食費を利用した積み立て

子どもが不登校になったことで、学校側から給食の休止手続きを勧められました。私はそれをきっかけに、夫には給食費を申告しながら、実際には支払わない分をこっそりと貯めていくことにしました。支出一覧には給食費として記入しながら、実際には私と子どもの非常時のための備えとして蓄えていきました。

習い事の月謝も工夫して

習い事も同様に、不登校で通えなくなったため休学をお願いしました。月謝は発生しなくなりましたが、そのことも夫には報告せず、引き続き月謝分を家計から受け取り、こっそり貯めていました。関心を持たない夫だったからこそ気づかれずに済んだのかもしれません。

出勤日の調整で収入確保

私のパートは平日週3~4日。夫には出勤日や休みを細かく伝えていなかったため、空いた日をうまく調整して少しでも収入を増やせるようにしてきました。夫の有休の使い方を見て、「自分の都合は自分で決めていい」と気づいたのです。

相談することで見えてきた道

一人で抱え込まないことの大切さ

不安や怒りを一人で抱え込んでいては、前に進めませんでした。そこで、女性相談・DV相談・弁護士相談など、様々な機関を頼ることにしました。相談することで、自分の気持ちが整理され、進むべき道が見えてくる感覚がありました。

信頼できる人の存在

夫婦の問題を人に話すのは簡単なことではありません。でも、私のそばには、心から信頼できる女性の友人がいてくれました。その存在がどれだけ私を救ってくれたか、言葉では言い尽くせません。

これから同じような状況の人へ

少しずつでも「自分を守る力」を

私のような状況にいる人が、誰にも頼れず苦しんでいるかもしれません。すぐに環境を変えることは難しくても、小さなことから「自分を守る」準備はできます。お金のこと、働き方、相談窓口の存在――知っておくだけで、心の余裕が少し生まれます。

終わりに

この記事が、誰かの背中をそっと押せるきっかけになれば嬉しいです。私は今、自分と子どもの未来を守るために、少しずつでも前に進んでいます。あなたも、どうか自分自身を大切にしてください。

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