💔裏切りの記録

夫と物理的に離れるために——移住・別居を模索した私の記録

夫のモラハラや価値観の違いに悩み、「一緒に暮らし続けるのは限界かもしれない」と思ったことはありませんか?
私もまさにその渦中にいました。今回は、夫と物理的に距離を取るために模索した別居・移住という現実的な選択肢について、体験をもとに詳しく綴ります。
経済的なハードルや制度の壁に何度もぶつかりながらも、子どもと自分の未来を守るために行動した日々を、同じような悩みを抱えるあなたに届けたいと思います。

夫と距離を置くには?別居を選択肢として考えた理由

別居は現実的な解決策だった

夫からの日常的なストレスやモラハラに苦しんでいた私にとって、「別居」は心身を守るための現実的な選択肢でした。夫は転勤族で、今後も異動があるのは分かっていましたが、子どもの進学や生活の安定を考えると、家族での転居よりも「夫だけの単身赴任」を選ぶことも視野に入れ始めたのです。

「家を買わない」夫の価値観と私の不安

持ち家を拒む夫、将来の見通しが見えない

夫は住宅購入に全く興味がなく、理由は「無駄なお金を使いたくない」というものでした。一方、私は一人っ子なので、実家は将来的に自分のものになるだろうと考えていましたが、夫はそれを密かに当てにしていたのかもしれません。彼の実家は義妹が住み続ける可能性が高く、最悪「精神疾患を持つ義妹との同居」という地獄ルートも考えられる……そんな未来は絶対に避けたいと強く思っていました。

現実を変えるために——移住という選択肢

都道府県の移住相談を活用してみた

物理的に距離を置くには、移住も手段の一つです。私は自治体が運営する「移住相談窓口」ふるさと回帰支援センターにアクセスし、オンラインで相談を受けました。保育士など特定の資格があれば助成金を受け取れる制度もありましたが、私には該当する資格がなく、時間的・金銭的にも難しいと判断。もっと早く準備をしていれば……と何度も後悔しました。

不動産会社への相談と見えた現実の壁

ひとり親家庭でも借りられる物件はある?

ひとり親でも借りられる物件を紹介してくれる不動産会社を探し、相談しました。家賃5万円ほどの物件を調べましたが、「初期費用50万円かかる」と言われ愕然。
引っ越し費用や家具の購入を含めれば、少なくとも100万円は必要でした。現実的にすぐの移住は難しいと痛感しました。

UR賃貸や公営住宅の検討

UR賃貸の壁と見えてきた選択肢

礼金・更新料・保証人が不要なUR賃貸にも惹かれましたが、厳しい審査があり、月収が一定以上ないと申し込みすらできません。無職に近い私にはハードルが高すぎました。その後、都道府県のひとり親相談窓口に相談したことで、公営住宅という現実的な道が見えてきたのです。この話はまた別の記事で詳しくお伝えします。

賃貸の入居審査の主な基準と必要書類とは。URなら保証人不要で基準も明確!

引用元:https://www.ur-net.go.jp/chintai/college/201912/000440.html

現実を変えたかった——そのための行動だった

夫と物理的に距離を取るために、私は本気で移住や別居を考えました。子どもの未来と自分の人生を守るために、あらゆる選択肢を調べ、行動し続けたのです。すぐに解決できることではありませんが、こうして動いたことで、自分の気持ちにも少しずつ変化が生まれました。あなたも、諦めずに自分の道を探してほしいと思います。

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