7年前、夫の浮気が発覚しました。
それは突然、心と体を震わせるような衝撃と共に訪れ、今も鮮明に記憶に残っています。
その後も夫の裏切りは終わらず、今もなお家庭を顧みず、複数の女性と関係を続けています。
そして、その影響は私だけでなく、子どもにも確実に及んでいるのです。
この記事では、夫の浮気とその後の態度、子どもの心の不調、そして私がどのように気持ちと向き合い、家族を守る決断をしてきたのかを記録しています。
同じように傷つき、苦しむ方に、少しでも心を寄せられたら──そんな思いで綴ります。
夫の裏切りから7年。変わらない現実と、私の気持ち
7年前、夫の浮気が発覚しました。当時のことは今もはっきりと覚えています。血の気が引いて、体が震えて、怒りと恐怖で眠ることもできませんでした。まさか自分がそんな目にあうなんて、想像もしていませんでした。
浮気の相手は、職場関係で知り合った女性、仮にA子とします。はっきりした交際開始の時期はわかりませんが、7年前の浮気発覚から1年も経たずに関係が始まっていたようです。夫は転勤先で知り合ったA子と、帰省先や出張先でも会っていたようで、かなり継続的な関係でした。
現在、A子は夫と出会った地域から離れ、夫の実家に近い場所に住んでいるようです。離婚も考えているらしく、別居を経たとも聞いています。夫にはA子以外にも関係を持っていた女性がいたこともわかっていますが、A子はその事実を知らないのではないかと思います。
👉本命の浮気相手は職場の既婚女性?夫の裏切りと私の推測(A子に関する記事)
SNSを通じて知った、2人の陰湿な言動
ある時、私のSNSを夫とA子が一緒に覗いて、陰口を言っていたことを知りました。私が夫の不倫を責めた際、A子が「こわーい!」と嘲るように言っていたことも目にしました。
妻子ある男性と長年不倫関係にある人が、なぜ被害者のように振る舞えるのか。怒りを通り越して、怖さを感じました。言葉にできないような恐怖で、心身ともに消耗したのを覚えています。
子どもの適応障害にも無関心な夫
浮気の発覚後、私と子どもにも大きな影響がありました。子どもは学校へ行けなくなり、適応障害と診断されました。夫には何度も子どもの様子を伝えようとしましたが、関心を持つことはありませんでした。
「夏休み明け初日から学校に行けなかったら、この先もずっと行けなくなるよ」
「宿題をちゃんとやらないとダメじゃないか」
そんな言葉を平気でかけてくる夫に、私は
「プレッシャーになるから言わないで」
と止めたこともありました。子どもは頑張ってドリルを全部終わらせていましたが、読書感想文には気持ちが向かず、完成させることができませんでした。
夫からは「一人をちゃんと育てたかった」なんて言葉も聞きましたが、実際は何もしていません。病院の受診や今後の方針など、夫婦で相談することもなく、私一人で子どもと向き合ってきました。
夫婦関係が破綻していたとは思っていなかった
7年前の浮気が発覚したとき、夫は浮気相手の女に
「夫婦関係がうまくいっていないから相談していた」
と言っていました。でも私は、夫婦関係が壊れているとは思っていませんでした。
当時の私は、育児や引っ越し先での生活に必死で、幼稚園のルールやママ友との関係づくり、小学校の入学準備などに追われていました。
当時30代の大人の男性である夫は、自分のことは自分でしてくれるものだと思っていたし、そうあってほしいと願っていました。
それなのに、夫は私ではなく外の女性に気持ちを向けたのです。
「他人の女性に相談する前に、まず私と向き合ってほしかった」
と、私は夫に伝えました。夫は
「これからはそうするね」
と言いましたが、その言葉は空虚でした。
結局、1年も経たないうちに別の女性と関係を始めて、今もなお、その関係は続いています。家庭に向き合う意志がない人に、話し合いをする意味があるとは思えません。
私は、もう夫を見捨てることにしました。
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