私と子どものこと

【初診は2時間】大学病院の児童精神科を受診して分かった「適応障害」と今後の治療方針

夫の不貞行為をきっかけに、子どもが体調を崩し始めたのは中学入学後。

何度も病院を変えて、ようやくたどり着いたのが、大学病院の児童精神科でした。
この記事では、初診の流れや診察内容、処方された薬について詳しく記録しています。同じように、子どもの心の不調に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

初めての児童精神科受診:緊張のなかで向かった大学病院

病院までの道のりと心の準備

小児科・内科で紹介状を頂き、予約待ちから2ヶ月。
予約していた大学病院の児童精神科を受診できる日が来ました。当時住んでいた自宅からは車で約40分。初めての場所、初めての先生ということもあり、子どもはとても緊張していました。道中は好きな音楽をかけ、緊張をほぐしながらドライブ。途中の街で軽めのランチを取り、少し心を落ち着かせてから病院へ向かいました。

診察内容と診断:2時間かけてわかった病名

3段階のカウンセリングで丁寧なヒアリング

大学病院の児童精神科では、初診にも関わらず約2時間をかけて、じっくりと話を聞いていただけました。

  • 最初は子どもと先生の1対1の面談(約30分)
  • 次に親である私と先生の面談(約30分)
  • 最後に親子と先生の三者面談(約40分)

どの時間も「丁寧に寄り添ってくれている」と感じられ、初診でここまで時間をかけてもらえるとは思っていなかったので、とてもありがたかったです。

起立性調節障害ではなく「適応障害」

この診察の中で「起立性調節障害」かどうかも検査していただきましたが、結果としては当てはまらず。最終的に「適応障害」と診断されました。原因がわかったことで、少し気持ちが楽になったのを覚えています。

治療方針と処方された薬

入眠困難への対応:メラトベルの処方

子どもは夜に寝つきにくいという問題も抱えており、その点についても相談しました。その結果、「メラトベル」という入眠困難の治療薬を処方していただきました。服用を始めてからは、朝方まで眠れなかったのが改善され、夜中にしっかり眠れるようになりました。

家を出る決意と、医師の言葉

この先生には、私が「夫と別居を検討していること」も正直にお話ししました。
先生からは「ストレス源から離れることで、回復傾向が高まることが多い」と言われ、その言葉にとても背中を押されました。
「それはいいと思いますよ」と優しく肯定していただけて、本当に救われました。

今後の通院と不安:次の病院の予約が取れない

新しい病院へ紹介状をもらったが……

家を出る前の最後の受診の際には、次の通院先として考えていた地域の大きな病院宛に紹介状を書いていただきました。
ところが、その病院の児童精神科の初診予約は、数ヶ月先までびっしり。予約を入れようとした事典で、すでに3か月先までの予約が埋まっていたのです。

次回の予定については、ブログでご報告します。

次回の予約について進展があり次第、またブログに記録したいと思います。

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